とんかつ とんき 目黒本店

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平日夜8時過ぎに到着、扉を開けると∑(°口°?)エッ?!
デカいお店だなぁ~広っ?
それに人がいっぱい。なか待ち15人。。。(T0T)
待ち席にも座れず、玄関入ってすぐの場所で
唖然…( ゚д゚)としてると、
厨房の中から、いきなり注文を聞かれました。
はっ?( ̄∀ ̄)3。。。ロースかヒレって聞いたの?
あまりメニュー数がないのかな?
取り敢えず、ロースと答えてみた(笑)
ロースとんかつ定食1,900円(税込)

すると、奥の空いてる席でお待ち下さいと云う。。。
∑(°口°?)エッ?!これ順番じゃないの?
どうなってるんだ?意味分かんないし。
エラいとこに来ちゃったなぁ~(T0T)

20分ほど待って、おひとり様、10番のあちらの
席へどうぞと、最初のオジサンが告げにきた。
こ…このオジサン順番と顔を、覚えてるんだ。
へぇ~(゚A゚)ビックリした。
丸五にもいるけど、これ程じゃないし、
接客のプロって感じで、店の凄味にもなる。

大衆的ではあるけど、ちゃんとした割烹姿の
板前さんが大勢いて、分業しながら
数十人前のとんかつをさばく姿が、カッコいい。
浅草洋食のヨシカミの様な、料理風景を魅せる
劇場型とんかつ屋ですね。
神保町にあった、いもやの高級版みたいでもある。

二階も満席だと思われ、なかなか料理が
回ってきません。
店に到着後40分で、ようやく登場しました( ´?` ;)
座った席も、調理場から一番遠く
調理風景を眺めることもできず、
ひたすら長くて、待ちわびましたよ~

肉は120~130gぐらいですかね~
少ないですね。
火がよく通っており、肉の収縮が大きく
肉と衣が剥がれてます。
中央の渾身のひと切れから、何もつけずに
( -?-)ハァ…最初からソース掛かってるじゃん。
掛かってない渾身のひと切れから食べてみます。

オオォォォ(゚ロ゚*)(゚ロ゚*)旨いね。
衣は完全に剥がれてますが、一緒に食べると
食感が面白い。
肉は火が通ってる割に、全体が柔らかいです。
肉汁は少ないですが、肉質の良さを感じます。
脂のサシ具合いからロースから肩にかけてですが
スジを全く感じず、脂身も柔らかい
銘柄は分かりませんが、そこそこイイ肉ですよ。

そしてこの衣が、タダもんじゃない。
これ程薄く硬くする事って、逆に難しいですよ。
このお店の一番の特徴ですね。
これ薄い希釈のモノを、何度も重ねないと
こんな均一で薄い膜状にできませんよぉ~
小麦だと思うんですが、竜田揚げの様な片栗粉
の様にも思えます。
卵の感じが薄いのと、パン粉がほとんど
着いていませんが、カリカリとして旨いんです。

あと、少しタンパクな肉を補う、
揚げ油のラードが良いです。
管理がよいラードで、カラッと揚がって
肉の旨味を増幅させますね。

ソースを予め掛けなくても、
十分下味だけで美味しいので、
デフォで掛けるのは、やめて欲しいですね。

油っこさを感じないので、お年寄りや
若い女性のおひとり様が多いも、うなずけます。

最高級な肉ではなく、肉汁もさほど出ませんが
衣がクリスピーで、こんなパターンの
とんかつがあるのかって、新鮮でした。
また食べたい、気持ちになるとんかつです。

https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13002040/
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