祇園 大渡 (おおわたり)

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インスタでよく見る大渡さん。予約困難と伺っていたので半ばあきらめていましたが常連さんのお誘いで伺うことができました。大将は博多出身ということでとても親近感がわきます。

この日の内容はこちらになります。


◇白い茶碗蒸し
蓴菜、えだまめ
朝取れの無花果、茄子、茶碗蒸しには毛ガニと味噌を和えたもの。
上にはキャビア。

◇一口の汁物
ささがきゴボウでお出汁をひいて白味噌と少し赤味噌を溶かし、山椒を振った汁物。
しつこくない甘さで身に染みる。
なかの柔らかいものは鯨の皮下脂肪。
とろとろしている。

◇お凌ぎ
すっぽんの冷たいお粥。
すっぽんのほぐし身に芋を和えて。

◇お造り
鱧。食べ方は山葵×醤油、山葵×お酢。
最初はそのまま頂いたが脂がとろけ、身の味がとても濃い。余韻は少し大豆のような旨味がする。
圧巻!とても素晴らしい。

◇お椀
あこうと白きくらげのお椀。
出汁は酸味が程よく効いている。
あこうはとろけるような身質で味が濃い。
白きくらげはぷるっぷるだ。

◇牛のしゃぶしゃぶ仕立て
大渡さんは基本的にあんまり牛は使わないそうだが、この日は牛しゃぶが出てきた。上に載っているものは冬瓜を手でほぐしたもの。牛は少し食感がありその後、牛の旨味がこみ上げて来ると共に、牛が口の中で蕩けていく。

◇焼き物
うりを螺旋状にまいた雷干し。
北対馬であがったぐじの焼き物。
焼き加減が絶妙。ぐじはむっちりした身質で身はふわっと火入れされている。そして鱗はかりっと仕上がっており、まるでこの鱗は海老の殻を香ばしく焼き上げたようなもの。素晴らしい焼き加減だ。

◇鮑の熱々鍋
白ずいき、茗荷など。その名の通りあつあつ(笑)
特に白ずいきは噛むと中から熱々の出汁がじゅわっと出てきて火傷してしまう。
出汁は少しとろみがある。中にはゴロッと鮑の切り身が入っている。すぐに食べるか少し鍋の中に入れておくかで鮑の硬さが調整できる。鮑は肝醤油に少しつけて贅沢に頂いた。松茸の鍋や鼈の鍋など季節によって変えるようなので是非とも他の時期にきて鍋をいただいてみたい。

◇お食事
佐渡ヶ島のおこめ。
おかずはお新香やへしこなど。
少しだけ硬さを残しているが瑞々しく甘みをとても感じる。おかずのじゃこがものすごくご飯に合いそれだけで5杯はおかわりを頂いた気がする。
ご飯が美味しい。何杯でも食べれてしまう。

◇お菓子

◇抹茶

いや〜、会話ととても面白くあっという間に終わってしまいました。また京都に来たときに伺いたいです。季節を変えて(^^)

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